私とポポーの出会いは17年前に偶然見かけた全国放送のテレビ番組がきっかけでした。
そのテレビ番組で愛媛県大洲市長浜町でポポーを生産している方が紹介されていました。好奇心旺盛な私は早速、その生産者の方に電話し栽培状況を見学させていただきました。
あいにく見学に行った時期はポポーの収穫時期ではなかったため、後日、試食目的で愛媛県の産直市場まで再び出向きました。
そして、ついにポポーを購入し食べてみたところ、これまで食べた果物とは全く違う風味と食感、そして濃厚な甘みが口の中いっぱいに広がりました。
「なんて美味しい果物なんだ!」
この瞬間、「自分でポポーを栽培してみたい!」と強く感じたことを今でも鮮明に覚えています。
ポポーを栽培するようになったきっかけ
いくら農家育ちの私でも、「美味しい」という理由だけではポポーの栽培はしなかったでしょう。
ポポーを栽培しようと決意した最大の理由は無農薬で栽培できるという点です。私はポポー以外に柿を栽培しているのですが、柿の場合、毎月消毒をする必要があり非常に手間がかかるので栽培が簡単ではありません。
さらにポポーは耐寒性・耐厚性ともに強く日本中どこでも栽培が可能とされています。
比較的、簡単に栽培できることや、もともと好奇心旺盛な私は変わった果物を栽培してみたかったということもありポポーを栽培することを決意しました。
※2022年追記
これまでポポーは無農薬で栽培してきましたが、最近、イラガやアブラムシがつくケースが確認されています。私なりに対策を行っていますが、害虫がつく時期によって対策が異なるため、対策については苗木を購入していただいた方に、直接、お話しさせていただいております。過去に苗木をご購入いただいた方で害虫でお困りの方はお気軽にご相談ください。
さっそくポポーの苗木を10本購入!栽培スタート
ポポーを栽培すると決めた私は三度、愛媛県を訪れ苗木を10本購入し自宅に持ち帰り、畑に植え栽培を始めました。
無農薬で栽培できると聞いてはいたものの、本当にそんなに簡単に栽培できるのかという不安はありました。しかし、不安とは裏腹にポポーの苗木は順調に成長し苗木の購入から約5年であの美味しい実を収穫できるようになりました。
現在、私のポポー畑では17年前に購入した10本の苗木だけでなく、収穫したポポーの実から取った種をまきポポーの木を増やし、合計約30本のポポーを栽培しています。
以下の画像のようにしっかり育ち収穫期には多くの実をつけてくれていますよ。
もし、このサイトをご覧になっているあなたがポポーを栽培してみたいと思っているのなら、比較的簡単に栽培することができるのでおすすめですよ。
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